Excel(エクセル)は今やクラウドサービスでも一般的に普及してきておりますが、主に表計算を目的としたソフトになります。
マイクロソフトがWindows、macOS、iOSおよびAndroid向けに開発し、販売している表計算ソフトです。
この章では、Excelを使うとどんなことが出来るのかを紹介していきます。
表計算することが出来る
今まで自分で電卓を使用して計算していたものが、Excelでは瞬時に計算するように出来るようになります。
また、表を作成するにしても、バランスを考えながら作成することが出来ます。
バランスを調整しながら作成したり、表を印刷したいときも、簡単に行えます。
集計したり、複雑になる計算も、数式を利用することにより瞬時に計算されるように出来ます。
データベースとして利用する
マイクロソフトにはAccess(アクセス)というソフトがあり、主にデータベースを管理するソフトがあります。ですがこちらのExcelでも、データベースを管理することは十分に出来ます。
あまりにも膨大な情報量を統一して扱う場合はアクセスを、部分単位で構成するような情報量を扱う場合はエクセルといった感じでしょうか。
一つ一つのマスのことを「セル」と言いますが、このセルを上手く利用することにより、色々なことが出来ます。
順を追って次回以降より説明していきます。
画像を挿入して表示したり、グラフを作成することも出来る
今までセルに入力していた情報は、すぐグラフ化することが出来ます。
グラフ化することにより、数値で判断するよりも一目瞭然になったりします。
グラフの種類も豊富にありますので、場面に合わせた使い分けをしたいですね。
選択する範囲によって表示される項目も変わってきます。
使っているうちにすぐに理解できると思いますので、焦らず順を追って理解していくようにしましょう。
ちなみにこちらの表示されているExcelは、Excel2007になります。現在の最新バージョンはExcel2016になります。
H30年4月現在ではもうサポート終了になっておりますので、これから新しくExcelを購入される方は、Excel2010以降のバージョンをオススメいたします。
Excel(エクセル)の仕様、および制限について
現在、Excel2016が最新バージョンとお伝えしましたが、ではExcelの機能ってバージョンによって何が違うのかをお伝えします。
こちらで使用しているExcel2007ですが、Excel2016、Excel2013、Excel2010とほぼ使用は変わりません。
ただ、実際に記載されているMicrosoftの情報通りにExcel2007以降は機能しないことがあると実感しております。
一番大きく変わったのは、Excel2003からExcel2007になって仕様の幅が大幅に広がったことではないでしょうか。
上記のリンクではExcel2003の情報が載っておりませんが、Excel2003⇒Excel2007に切り替わったことで変わったことをざっくり言うと以下になります。
- シートの行数 「65,536行 ⇒ 1,048,576行(16倍)」
- シートの列数 「256列 ⇒ 16,384列(64倍)」
- 「元に戻す」が出来る回数 「16回 ⇒ 100回(6.25倍)」
- 数式に使える最大文字数 「1,024文字 ⇒ 8,192文字(8倍)」
- 1ファイルで利用できる色数 「56色 ⇒ 1,600万色(約285.7倍)」
- 条件付き書式の条件の数 「3件 ⇒ 制限なし」
- 1回の並べ替えで指定できる項目の数 「3項目 ⇒ 64項目(約21.3倍)」
- 関数に指定できる引数の数 「30個 ⇒ 255個(8.5倍)」
- 関数のネストの階層 「7階層 ⇒ 64階層(約9.1倍)」
これだけ違うと出来る幅も全然違いますね。
Excel2013以降は関数の数が増えたことにより、仕様はほぼ変わらないものの幅が広がりました。
自身が以前データベースを一つのファイルに3か月分以上分を打ち込んでいた際に、フリーズ現象が起きました。
しばらくフリーズした後に強制終了して作業前に戻ったものの、その後何度トライしてもフリーズするようになりました。
ある一定のデータ量を超えた場合に強制的にストップし、動かなくなってしまいました。
その教訓以降、大量の情報量を1つのファイルにストックするのは止めるようにしています。
計算式を多用する場合、1か月周期での使用をオススメいたします。
それでは次回以降はExcelの使い方について説明していきます。
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