コンプライアンス（compliance）とは、日本語では「法令等の遵守」と訳されます。

コンプライアンスの考え方として、企業やその活動を取り巻く環境を適正に且つ妥当に行うことと浸透してきています。英語のcomplianceは元々「従うこと」あるいは「遵守」という意味であって、何かを限定する言葉ではありませんでした。日本語のコンプライアンスとして、企業によりその意味合いは限定されるようになってきました。

法令とは一般に法律（国会が制定する法規範）と命令（国の行政機関が制定する法規範）を合わせて呼ぶ法用語と制定されており、条例や規則、最高裁判所規則、訓令も含めて法令と呼ばれたりもします。業界が独自にもたらすルールであったり、各企業おのおのの内規や倫理、規範なども遵守しなければなりません。

リスクマネジメント（risk management）とは、あらゆるリスクを把握して効率的に管理し、予防対策やリスクの最小限化や回避をはかる行為をいいます。

リスクを選定し、分析、処理、検証というプロセスを経て行われます。あらゆるリスクを考慮し、顕在化した場合の損失にも備えるようにしておかなければなりません。

企業活動を行っていく上で、常にその問題を認識し考慮していく事が必要不可欠になります。