偏見や固定概念が常識を覆す wsjより

ウォール・ストリート・ジャーナルより

2015年9月18日、最大級の警備が敷かれたニューヨーク州の刑務所で、3人の受刑者がハーバード・カレッジ(大学過程)の学生とディベート対決し、勝利を挙げました。このとき受刑者たちはただ、ディベートで勝負して、刑務所内の教育の力を示したかっただけと語ったそうです。インターネットも利用出来ず、鉄格子の中での厳しい大学教育プログラムを受けている約300人の中から3人が選ばれたのですが、努力をすればなんでも実現できるであろうという実例のひとつといえます。

ディベート(debate)とは

ある公的な主題について異なる立場に分かれ議論、もしくは討論することをいいます。論理的思考能力や議論能力を養うには最適な行動ではないでしょうか。成功する経営者にも言えることですが、論理的思考や議論を持ち合わせることは絶対条件だと常々感じます。

与えられた議論のテーマは「米国の公立学校は不法滞在の学生の入学を拒否する権利を与えられるべきである」という内容でした。3人の審判員の判断とのことですが、私が記事を読んで感じたのは、受刑者チームの方が説得力があり、多くの人の共感を得られる内容だったのではと思います。

2018年映画化予定ということもあり、当時周りを見守っていた人達の状況を早く体感してみたいものです。

批判的な声もあるようですが、些細な過ちを含め人生の中で一度も起こさない人は一人もいないと自分は考えます。更生されて社会に貢献されることを願ってます。


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