おはようございます。ただいまの時刻はam8時40分になります。本日は天気が良好で、とても気持ちが良い日を過ごせそうです。
さて確定申告ですが、特に個人事業主の皆さんは大変な手間と時間を掛けられている事だと存じます。私の父も個人事業主だったため、毎年確定申告時期になると、申告書類の記入や資料などで追われていたように記憶しています。一人でやるには大変な労力だなと感じておりました。
しかし個人事業主では、基本他に頼める人もそうそう居ないことでしょう。会社の規模が人を雇えるレベルまでに達しているのならまだしも、個人事業主が雇用を抱えた場合、現在の日本では生活水準レベルまで上げることは相当大変ではないでしょうか。一般的ではない、他の人がやっていない特殊な事業でしか発展は難しいことでしょう。
今年はもう済まされていると思いますが、これから事業を始める方や、来年度からに向けて、確定申告の仕方や期間などを予め調べておきましょう。よく分からない方は、やよいの青色申告オンラインの利用がおすすめです。1年間無料で使えます。
目次
確定申告のやり方や期間は?必要書類のなど
確定申告の期間は2月中旬~3月中旬が目安
申告書等を事前準備していた場合
事前準備されている方でしたら、作成済みの申告書等は税務署へ郵送等で提出していただくか、税務署庁舎内の提出窓口への提出になります。
申告書等を準備していない場合
確定申告会場(特設会場、確定申告書等作成コーナー)を設けられますので、分からなくても手取り足取り詳しく対応してもらえます。ただし、会場は非常に込み合いますので、早めに会場へ足を運んだほうが良いでしょう。
確定申告の期間ですが、毎年2月の第3月曜日から3月の第3月曜日の間となっております。基本的に土曜日と日曜日はお休みです。時間帯は主に午前9時から午後4時くらいまでで、来客数の関係で特設会場を開いて行う場合がほとんどです。2020年の今年は特例として、新型コロナウイルスによる感染症の拡大防止を考慮して、市民税や道民税は1か月間の引き延ばしを行っています。
確定申告に必要な書類
青色申告のケース
- 確定申告書B
- 各種の控除関係の書類
- 源泉徴収票
- 青色申告決算書
確定申告書は、フリーランスや個人事業主が使用するのは確定申告書Bになります。 Aはサラリーマンやパート労働者が使用する区分になります。申告書の書類は、各地域の税務署でもらうことや、国税庁のホームページでダウンロードすることも可能です。とても便利な時代になりましたね。
各種控除関係が一番大変ですが、社会保険料、生命保険料、医療費、住宅ローン、地震保険、火災保険等とまだまだあります。確定申告前に必要な書類を揃えるのは困難を要するので、普段より書類を纏めておくようにしましょう。事前準備が確定申告をスムーズに行う上で不可欠です。
白色申告のケース
- 確定申告書B
- 各種の控除関係の書類
- 源泉徴収票
- 収支内訳書
青色申告と白色申告との違いは、複式簿記での帳簿か簡易帳簿かの違いです。青色申告は、複式簿記で帳簿をつけることが義務付けられています。仕訳帳と総勘定元帳を作成しておきます。確定申告の際には総勘定元帳をもとに、損益計算書と貸借対照表を作成する必要があります。これに対して白色申告は、簡易帳簿で良いので帳簿付けが簡単です。確定申告の際も、確定申告書Bと収支内訳書、控除を証明する書類の提出で済みます。
税務署への開業届のほかに、青色申告は事前に青色申告の承認の申請が必要ですが、白色申告の場合は申請が不要です。開業後2ケ月以内に税務署へ青色申告の承認の申請を行っていなければ、その年は白色で行うことになります。
白色申告は簡単に済ませられるメリットがありますが、青色申告は更に大きいメリットを受けられます。最初は手続きが大変ですが、いまはネットやスマホでのクラウドサービスも充実していますので、やよいの青色申告オンラインの利用が良いでしょう。慣れてくれば自分一人での提出も可能ですが、最初はこういうサービスの利用が望ましいです。掛かる時間と費用を考えた場合、圧倒的にクラウドサービスだとおもいます。
確定申告時期になると手続きに憂鬱になる人も多いことでしょうが、スムーズに手続きできるようにいつでも事前準備しておきましょう。私の父もそうでしたが、直前に資料を集めるのは困難を要します。必要に応じてすぐに対応できるように、必要書類の管理を怠らないようにしましょう。
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