近年ではビジネス界において、良く耳にするワードの一つであるwin-winの関係。「win-winって一体どういうことを言うの?」って疑問に思う人も多いのではないでしょうか?そんな疑問に思う部分も多いことでしょうが、少し紐解いてお話できたらと思います。
目次
WIN-WINの関係を築くこと
あなたも私も勝つ関係のこと
【win-win(勝つ)】という言葉は、近年では一般的になり、身近な人達も知る言葉に変わりました。それは言葉の価値を理解し、意識されるようになったからということでしょう。ビジネスにおいて、この関係はもう切っても切れない関係へとなりつつあります。
この言葉の持つ意味は、利害関係において「お互いにとって利益がある」という状況であり、互いのビジネスの方向性がプラスになるといったことが条件になります。どちらか一つ欠けてもダメであり、言わば共存共栄精神という部分も大きく感じられます。
お互いがデメリットよりもメリットが上回っている状態
win-winといっても、様々な関係性があります。お互いの密接度にも寄りますが、メリット(利益)だけの関係性を持つのか、デメリットの部分も踏まえて関係性を持つのか。ただしお互いにとってメリットが上回ってるのならば、是非関係性は持っておいた方が良いでしょう。
これは考え方ですが、数学的な考え方では、メリットで得られる効果は足し算ではなく掛け算のようなものだからです。また、現実的にお互いにそれを望んでいる場合が多いです。お互いに関係性を持つ場合、同じ分野での関係性ではその分野での技術を強固たるものにする場合、違う分野同士ではお互いの足りない技術をカバーし合い底上げする場合です。
お互いに得るものがあるのであれば、お互いにとってそれは必要なことであり大事なことでもあります。メリットの方が大きいと思われるのなら、迷わず関係性を持つようにしましょう。
深く密接的な関係性ほどwin-winになりやすい
これはちょっと別視点でのお話になってしまいますが、win-winの関係を築くのなら、デメリットも含めて深く密接的な関係性が良いでしょう。なぜなら関係性を持つことにより、デメリットが解消されるケースが出てくるからです。デメリット解決への手助けにもなってくれることがあるということです。
現在ではブレインストーミング(会議方法のひとつ。 集団思考、集団発想法、課題抽出等)といった、近年では会議の在り方も変わってきているのですが、効果的な会議によっては問題点(デメリット)を抽出し、解決する、またはできることも出てくるからです。これほど大きな利益は無いでしょう。数字では計れない利益も存在するということです。
また、密接的な関係を持つことにより、お互いに信頼が生まれます。信頼が生まれてくると、より高度な関係を築けるようになり多方面の方とも輪が生まれます。表面上の付き合いだけでなく、その人の人間性までを含めた付き合いをしていきたいものですね。
良い方向や結果に繋がり成功への近道となる
足し算ではなく掛け算になる
先ほども述べ繰り返しになりますが、足し算ではなく掛け算になり、無限の可能性をも秘めています。それは新たなアイデアが組み合わさることにより、更なるメリットへと繋がる可能性を秘めているからです。
多方面と関係性を持つことにより、発想の展開が上(目標)だけでなく横(複数のアイデア)へと広がるようになっていきます。アイデアが複数生まれてくることにより、新しい事業展開へと発展していきます。これは一人一人の発想から生まれてくるものなので、win-winの関係性を持たないと決して生まれてこないアイデアかもしれないのです。それほど重要なことなんですね。
成功は自分一人の技術だけではほぼ生まれない
成功している人の多くは、仲間との共同作業からなるものが大半です。個人の力のみで成り上がった人は、歴史を振り返っても数えるほどしかいないことでしょう。個人の力では限界が見えてきてしまいます。
しかし、個人ではなく複数人の場合であれば実現性が高まり成功への糸口が見えてきます。色々なアイデアが生まれることにより、成功への可能性がより一層高まります。これが関係性を持つことの一番の理由ではないでしょうか。
win-winの関係を築いてみよう
近年ではSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス。 Web上で社会的ネットワークを構築可能にするサービス )の普及により、SNS業界では異常なほどの盛り上がりを見せています。特にフェイスブックやツイッターといったサービスでは、事業の成長率は凄まじい結果になっています。
利用者の数だけ複利が働くことを考えるとなると、SNS事業は大成功と言えるのではないでしょうか。ただし今から新しいSNSサービスを構築するとなると少々難しいことです。大手SNSを超えるほどのサービスを提供することが難しいからです。新しい「何か」を盛り込まないと、なかなか新サービスには見向きもされないでしょう。
お互いにwin-winの関係を築き、成功への糸口を見つけ、良きパートナーとして信頼を築けるようになれば、自然と全てが上手く回るようになることでしょう。
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