いつも買い物に行くニトリ。シンプルなデザインからモダンやポップなデザインまで、いつも新しい発見があります。商品を手に取り値段の安さから、思わずあのキャッチフレーズが出てしまいそうです。今回はその似鳥社長の自叙伝「運は創るもの ―私の履歴書」を読んでみました。
いまではあまりにも大きな企業になりますが、似鳥家具店を創業当初はとても厳しい状況だったようです。
家具という分野の偶然や起業に対する意識は開業当初自身の成功をお考えのもとだと察しますが、米国視察ツアーをきっかけに変わられたんだと感じました。
誰もが手にできる価格帯で、誰もがより良い生活を送れるようにしたいという想いが現在のニトリの形に
生い立ちからの自叙伝はとても面白く、また似鳥昭雄社長も完璧な人ではないという半面、経営に対する考え方はとても厳しく常に努力されているのでしょう。奥様の人柄も大きく影響したのではないでしょうか。
経営学の観点からいうと数字が全てという部分も否定できませんが、人物重視の人財を大事にしているように感じます。従業員全員に現場を経験していただくように、初心を忘れず現場の仕事の重要性を伝えたいのではないでしょうか。
愛されるお店までに成長したニトリ、ニトリ好きの方はもちろん経営学を学びたい人にもおすすめの本です。
価格:1,620円 |
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