今回のテーマは現場を指揮したり担当しているもの、いわば中間職的な立場の人を指しています。一般職で現場を経験者してから中間職になり上がった方は対象外になりますのでご了承ください。
あなたは周りの人達から、「全然分かっていない」「そういう問題ではない」などと言われていたりしませんか?または現場を理解しているようで気づいていない部分もあったりしませんか?
ある大企業を例に上げますと、本社の人であれ管理職であれ、必ず全員現場を経験するよう人事異動したりローテーションしています。時間的効率だけで考えるとあまりに非効率ですが、会社を上手く機能していく上ではとても素晴らしいことだとおもいます。ではなぜ現場を経験することが重要視されるのか考えていきます。
表面的な部分だけでなく細部まで見通せるようになる
作業工程だけを考えて構成していくのは簡単ですが、実際に作業を行ったときの時間的問題、効率性の問題、人間関係の問題など、様々な問題が取り巻いています。ではその問題を発見するのには、どのような手段が最適でしょうか。
あるCEOの方は、アルバイトと称して現場に入り、問題となっている部分を見つけてはそれぞれの幹部へ改善するよう呼びかけています。ちょっとやり過ぎな感じもしますが、会社をより良くする為の最善の手段とも言えます。
それに近い形で最近日本で採用されている方法は、調査員を送り込みチェックをする方法です。マニュアルに沿って調査する方や、中には独自に気になる点全てチェックされる方もいるようです。こちらの場合は問題を予め把握している場合が多く、対象となるマニュアルに重点を置いてチェックすることになります。
会社によって様々ですが、業績を伸ばし続け、地域に愛される会社ほど、こういう地道な努力を欠かさないようにしています。何から手を付けて良いのか分からない場合は、まずは一つの問題に焦点を当てて考えてみるのも良いでしょう。
問題を先延ばしにしないことが改善への近道になる
問題をそのままにしておくと、悪循環の中での作業を強いることになり、結果的にいままで出来ていたことすらも出来なくなったりと、どんどん非効率になっていきます。
些細なことであれ、その問題を解決することにより周りの環境がプラスになるのでしたら、迷わずに解決することを優先してください。問題が大きくならないうちに解決することが重要になります。
皆さんの意見を吸い上げて取り組み、より良い方向へ向かわせるよう、心掛けてください。
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