ライバル店と自社の違いを見極めてお店作りを改善していく「スーパーマーケット編」

先日、自分が家族で良く通っているスーパーマーケットにて感じたことがあります。

以前はもっと客足も多く全然気にならなかったのですが、最近はめっきり人も少なくなっているようで、空いている事が気になるようになってきました。同じ業界のお店と見比べてみても、少なくなったように感じます。

 

なぜ客足が遠のいてしまったのか。

他店とは何が違うのか。

以前のお客さんを呼び戻すことが出来るのか。

経営戦略的なことや改善出来ることがあるならば改善して頂ければと思います。

 

 

売り場づくりに魅力を持たせ目玉商品を必ず置くようにする

これは主観的にもお客様の為にも結構重要だと思うんですよね。

例えば他店と同じ商品を取り扱うにしても、1コーナー全てが同じような金額帯であるお店Aと、特売商品が所々に置かれているお店Bとでは、圧倒的に後者のほうへお客様は訪れる比率は高くなると思われます。魅力ある商品が並んでいるかどうかで、お客様の購買意欲は全然高くなると思われます。

 

逆に前者の場合は、お客様が知っている時点で、そのコーナーを素通りすることが多くなることでしょう。

今のご時世では必要以上に買い物をする家庭も減ってきているのが実情ですので、如何に安く必要な食材を調達できるかというポイントも重要になってきます。

 

飾りつけなども重要です。今は見て楽しんでもらうよう売り場づくりに力を入れている所もあります。ライトアップも昼白色と暖色系の両方を使うのが当たり前になっています。

小さなことですが、そういう些細な部分にまで気を遣うようにしてください。

 

 

1家族が一度に掛けられる食費代を考えて仕入れと売価を構成する

これは私的な考えでありますが、2人での食費代でしたら一週間分で3,000~4,000円、4人家族構成の場合では6,000~7,000円、更にペットがいる場合は500~1,000円くらいが目安になってくるのではないでしょうか。そう考えた場合、ひと月で掛かってくる食費代は16,000~30,000円近くになると思われます。

そう考えてきた場合、やはり先ほどの項でも述べたように、特売商品を目的に訪れるご家族の方は多くなってくるでしょう。

 

嗜好品にあまりお金を掛けないようにすれば若干は食費代を抑えられますが、それでも必要なものを揃えるなら少しでも安いお店の方に自然と人は向かっていくことになると思われます。もしお酒などの嗜好品がどうしても必要という場合は、なるべく飲みきりになってしまう缶ビール等は避け、リキュール類などの複数回使えるものにしましょう。そうすることで大分変わってきます。

 

 

老若男女を問わず商品に手を伸ばせる売り場づくりに変えてみる

これは何店舗かお店を見ていて感じたのですが、お店に置いてある陳列棚の高さがあまり高すぎず、高齢者の方でもすんなり商品を手に取っていました。これは非常に親切で革新的だと思ったのですが、他の素晴らしいメリットとしては、お店の中を見渡せる程の視野が広く開放感があり、好まれやすい売り場作りだなぁと感じました。

やはり何か良いお店としての条件があると、それだけでお客様というのは何度も足を運んでみたいと思うことでしょう。

それとこのお店の場合、通路の間隔が物凄く広々とした構成になっていました。お客様同士がすれ違うときでも、あまり気を遣わずにすれ違うことが出来ています。ちょっとした些細なことですが、きっとそういう事もポイントになってくるのでしょう。

 

私がこういうお店で感じたのは、商品を見る前からお店を好きになっていました。それだけの魅力が売り場に備わっていたのでしょう。

なので一概に値段だけでは無いということにもなるのでしょうね。

 

 

まとめ

お客様の心理を汲みとってこそ、良いお店が生まれてくると思います。

「また来たい」と思わせられるお店作りを心掛けていれば、そんなに難しいことではないのかも知れませんね。

 

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