日々、従業員や、自分の身の周りへの関係者と色々な事で接触があるのではないでしょうか。

そんな身近な人から、末端の方たちにまで、幅広い方達にモチベーションアップして頂いて、業務の効率化を大幅に改善していってみてはいかがでしょうか。

 

普段何気ない挨拶からでも、相手はあなたという一人の人間に対して好意なり敵意なり抱いていることでしょう。

そんな何気ない会話や仕草から、モチベーションアップに繋げれるようお話ししていきたいと思います。

 

 

素直な気持ちで相手に接してお話ししよう

これは大前提になることですが、相手に対して良くも悪くも素直な気持ちで接することが、相手にとっても非常に重要な事です。

 

「目は口ほどに物を言う」という、ことわざがあります。

本心では思ってないような言葉を、口から出すのは御法度です。

なぜなら、あなたが口から発する言葉を、相手は顔つきや仕草から読み取っているからです。

お互いに距離を縮め、意見を分かち合う（共有）することが大事です。

 

 

良いことも悪いことも相手に上手に伝えよう

良いことも悪いことも素直に相手に伝えてみましょう。

きっと相手にはその方が気持ちよく言葉を受け止めてくれることでしょう。

要は伝え方なのです。例えば、

「こないだ提出してもらったプレゼンの資料、誤字脱字が多すぎて全く使えないよ。」

という言い方と、

「プレゼンの資料ありがとう。助かったよ。ただ、時間が無い中作ってもらったせいか誤字脱字が目立ってしまったね。そこの部分だけ訂正して再提出してもらえるかな」

という言い方ではどちらが相手にとって好印象を持たれるでしょうか？

 

相手を思いやりながらも、こちらの意見や希望を伝えることが大事になります。

同じ内容の事を伝えるにしても、言葉の使い方を間違えないようにだけは気を付けなければなりません。

重要なのは、相手の意見も聞き入れ、上手に汲み取りながらもこちらの意見を伝えなければなりません。

片一方の意見だけを押し付けたり伝えたりする行為は絶対に避けるようにしましょう。

コミュニケーションとは、言葉のキャッチボールということを忘れないでください。

 

 

感謝の気持ちを忘れずに伝えるようにしよう

人は誰しも、褒められて嫌がる人はいません。

高い志向を持つ人には、逆に良く思われない場合もありますが、言い方さえ間違わなければ万人共通です。

褒められて恥ずかしがる人は、いっぱい居ることでしょう。

 

何らかの行為を相手からしてもらったときに、相手にはどのように返事をしているでしょうか？

その返事をするタイミングで無意識に感謝の気持ちを述べている人は、素晴らしいことだと思います。

感謝の気持ちをお返事するにも、普段から言い慣れていないと、その場でいきなり言えない時があるでしょう。

コミュニケーションを円滑に取れるよう、普段から意識して使うようにしてみてください。

「ありがとうございます。」

「また宜しくお願いいたします。」

「非常に助かりました。」

「お手数お掛けしました。」

感謝の気持ちと言っても色々な使いまわしなどありますので、普段から使うように実践してみてください。きちんと出来ている人の周りには、自然に人が寄ってくるような環境になっている事でしょう。

 

 

成果に対する見返り（ご褒美）を与えるようにする

私も良く実行する行動の一つですが、相手の行動によって成果が期待値よりも多く返ってきたとします。

期待値以上の成果を上げて頂いた人には、よくお食事なんかをご馳走したり、環境をより良くしたりするようにしています。

なぜそんな事をするのか疑問になりますか？

 

私がそうする行動の一つとしては、相手により良い環境で、気持ち良く仕事をして頂けるように配慮するよう心掛けています。

例えば相手が欲しているものがあれば、私自身が提供できる範囲で努力をするようにしています。

些細なもので構いません。

相手もその行為により、気持ちを良くして次の業務に遂行して頂き、より良い結果を出していけるよう努力してくれるようになるでしょう。

 

 

まとめ

仕事をする上では、対価（お金）の為に従業員は仕事に従事します。

スポーツ等のチームの場合では、お互いに協力し合いながら目標（勝利や点数等）に向かって努力し頑張ります。

ただし、全ての人がそれだけの為に仕事やスポーツをしている訳ではありません。

 

もちろん、

「仕事はお金を稼ぐためにやっているんだ」

「勝たなければ意味がない」

「家族を養っていかなければならない」

という意見もごもっともですが、お金以外の部分や勝利以外の価値観にも皆さん目を向けられています。

今の時代には、会社以外でも個人で稼ぐ力を付けていってるように、よりそういった思想が色濃く出てきているように感じております。

 

その色々な環境や思想の中で、一人一人のモチベーションも変わって来てるようです。

お互いにより良い環境が築けるように、相手のモチベーションを常に把握し、その人その人に合った行動を心掛けていきましょう。